気持ちに高揚感を与えてくれる音楽...よくハードロックなんかが想像されますが、全く違う雰囲気のこの曲なんかも私にとってはそんなひとつなんです。
イントロからうねるようなパーカッシブなリズム、さらに文字通りかき鳴らすような激しいアコースティック・ギターのストローク、それに絡みつくやさしいオルガンの音、そしてボーカルと呼応していく分厚いコーラス。
ウエストコーストで一世を風靡したCSNの独りであったスティルスが作り上げた、最高にソウルフルでスワンピーなナンバーです。
ブラックミュージックが好きな方はソウルミュージックやゴスペルに通じる部分から引き寄せられ、ウエストコースな音が好きな人は爽やかなギターの音に見せられる。当時のアメリカのポップミュージックのおいしい部分を紡いだ様な名曲です。
聴いているだけでドキドキするようなこの曲に、今日の私も見せられています・・・。
≪From アルバム『Stephen Stills』≫