先日、悔やまれながら他界したJBの曲が今日の1曲。
学生の頃、私の周りには彼のファンが多かった。っというよりも、ブラック・ミュージックに興味を持ったヤツらはみんな聴いていました。もちろん、私も多聞に漏れずそのひとりだったのですが。
ただ、この比較的地味なアルバム(サントラだしね)でトリを飾るこの曲では、いわゆるJBのイメージとは違い、したたかなブルースを歌い上げるのです。元来、ブルースが大好物な私にとっては、これ以上ないごちそうでした。シンプルな演奏の上に、あの声で切なげにブルースを語られては・・・今となっては涙モンですね・・・。
彼が亡くなって以来、あまり彼の音楽は聴いていなかったけれど、こうしてスコッチを片手に聴くと・・・帝王の笑う顔が思い浮かぶ今宵です。
≪From アルバム『Black Caesar』≫