今日はとっても肌寒い1日でしたが、紹介する曲はとってもホットなものを。
70年代初期の「スワンプ・ロック」ブームの火付け役で、所謂ミュージシャンズ・ミュージシャンとされているデラニー&ボニー。実はその後、この夫婦ディオは離婚してコンビも解消するのですが、その奥方の方の解消後の第1弾アルバムがこれなんです。
そんなアルバムから、このご機嫌なナンバーを。
実はこの曲演奏は、私の大好きなリトルフィート。
なので、音の厚みとグルーヴ感はある意味で保障つきなんですが、それにしても厚い演奏です。これこそ、洗練された「ブラック・ミュージック」を体現したかのような演奏です。
これに、ボニー自身の色っぽい声とL.ジョージのスライド・ギターが加われば、もう何も言うことはない、ホットなスワンプ・ロックとなってしまうのです。
ちょっとそこらのスワンプ気取りには真似できないような黒っぽさとセクシーさを兼ね備えた女性ボーカルが堪能できます。
もともと、デラニー&ボニーはどちらかというと好きだったし、なによりも70年代のロックが好きなので・・・なんて軽い気持ちで買ってしまいましたが、この曲の入ったこのアルバムは既に手放せないものとなっていたのでした。
≪From アルバム『Sweet Bonnie Bramlett』≫