最近、私の携帯プレーヤーに入っている音源の中でもかなり再生頻度が高いのがこの曲。中期以降のビートルズを考えた場合でもこれほど“ライブ感”をかもし出す曲は少ないのではないでしょうか?
実際にライブ録音メインだったはずの「Let It Be」のナンバーでさえ、これほどのライブ感覚はないものね。まだ、彼らのなかに潜在的にライブを意識していた部分が残っていた時代だからできた曲だと思います。
っで、何がこの曲をかっこよく仕立てているかというと、やっぱりギターなんだよね。そう、このファズがかったギター(この音色だとSGでしょうか?)が刻むリズムとボーカルの掛け合いに入るブルージーなフレーズ。ホントに素敵です。
ポールのカウントから始まって、ロックンロールなのりのままビートルズが誇る最高のハーモニーも最初から最後まで楽しめてしまうっというのもちょっとお得な気分にさせてくれます。なんといっても、ジョンの下からのハモリが私は好きでたまりません。
アルバムにのみ入っているこの“サージェント・ペッパー…”を体験したことがない方、この1分30秒に満たない曲を聴くだけでもこのアルバムの価値はあると思いますが、如何?
≪From アルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』≫