とっても色っぽいジャケットに目を惹かれてしまう・・・所謂、「古きよきアメリカ」ってのを体現したかのようなこのジャケ。
正直に言いますが、私はこのジャケに惹かれて買ってしまいました。
そんな中から、今日はこの曲。恐らく私も含め、多くの日本人にとってスイング・ヴォーカルってこんなイメージなんじゃないでしょうか?
ビッグ・バンドの演奏をバックに、艶やかな声を時折張り上げて歌う姿は、私のイメージのそれそのもの。
前半で押さえ気味に歌う彼女にトランペットが絡んでくる部分と、後半で全開に盛り上がったバンドをバックに彼女がちょっと巻き舌気味なボーカル(ネイティブだから当たり前だけど・・・)で声を張り上げる部分は、ホント鳥肌モンです。
硬苦しさは微塵もなく、純粋に当時のポップミュージックとしてのジャズを感じることのできる1曲です。
それにしても、このアルバムもそうなんですが、ここまで高音質化処理され半世紀前の名盤が期間限定とはいえ新品1000円で売られているなんて・・・十年前にはまず考えられなかったなぁ。
≪From アルバム『JUST YOU JUST ME 』≫