オーストラリア出身で私が知っているミュージシャンの数は決して多くないけれど、そんな中でひときわ特別な存在なのがこのベンさんです。
彼の音楽を始めて知ったのはハタチぐらいの時。
当時はパンクっ気タップリの1stを興味津々に聴いていました。
そして、今日紹介するのは彼の2ndアルバムの曲。
この曲はその最初の曲で、はじめてアルバムを聴いたときにそのポップさにとても驚いたものです。
たとえば、音の空間を埋めるために、いくつも重ねられたシンセ、サビで聴けるハモリなど、これらは1stでは絶対に聴くことのできない音だったのです。
メロディーラインもとてもやさしく、切ないもので、歌詞にも韻を踏む場面が何度も見られて本当に超1級のポップソングな仕上がりです。
そういえば、何かの雑誌でショーン・レノンが彼のことを好きなミュージシャンとしてあげていました。その当時、その意味が良くわからなかったけれど、この音楽を聴けば納得!!
≪From アルバム『Breathing Tornados』≫