実は今日は懐かしい1枚を取出して聴いてしまいました。
このアルバム、なかなかどうして私の中では思い出深いものでして、人生で始めて当たったジャケ買いのアルバムなのです。
その頃はなんの予備知識もなく買っていたのですが、後にMC5のギタリストのソロアルバムというとがわかりびっくりしたのを覚えています。
っで、この曲ですが、開放的でアメリカンなギターが冴え渡る名曲です。
なんたってこの曲、アメリカ人特有のブギのリズムがたまらないのです。ギターも他の曲に比べたらかなり押さえ気味でメインリフのギターとそれに絡むギターの2本のみ。相当音の隙間を意識して作られているあたりがミソ。この辺が私が気に入っている理由なのかも知れません。
あと、意外とは私はこのドラムの音、特にバスドラムの抜けるような音が気に入っています。使い方を間違えると間抜けになってしまうけれど、こういったリラックスした雰囲気の曲にはもってこいだなぁっと感じました。
複雑なメロディーがあるわけではなく、技巧的な見所があるわけではないけれど、リズムと雰囲気で人を引き込む曲・・・久しぶりに聴いて改めてそんなことを思った次第です。
≪From アルバム『Dangerous Madness』≫