久々、ブルースものです。
たまたま今日出向いたレコード屋で安く売っているのを見かけて、ついうっかり手を出してしまいました。
このアルバム、全編にわたってかなりカッコいいブルース・フィールを感じることができるのですが、なかでもアルバムを締めくくるこの曲のかっこよさときたら半端じゃありません。
要はジャムセッションのような感じなのですが、とても生々しいのです。スリーピースのバンドだけあって、ソリッドでタイトなリズムはドキドキさせてくれるし、肝心のフォーレー嬢の弾くたどたどしいメインリフも、多少荒くても感情の入ったソロも鳥肌モンですわ。
バンドとしてのグルーブも、テンションも最高に高い、本当にその場の空気までを感じさせる名演です。
あとね、この曲に入るときのカウント、これがまたいい。
これだけでこの曲の持つ魅力を2割増しにしているんじゃないでしょうか。
いままで、名前は知っていたけれど、なかなか手に入らなかった彼女の音源。これからは待っていきそうです。
≪From アルバム『Big City Blues』≫