世の中に数多く“ジョニー・B・グッド”のカバーがあるとはいえ、この人のカバーほどブルース・フィールに溢れ、魅力的なものは少ないのではないかなぁ。
そう、本日はジョニー・ウィンターの名作ライブ盤から。
最初にこれを聴いたのは、確か高校に入ったばかりの頃。
いきつけのレコード屋の棚を漁ってカッコイイジャケやなぁっと感じたのを覚えています。すぐさまターンテーブルに乗せ、ショックを受け、一番最後のこの曲を聞く前に既に買っていました。
そして、この曲ですが、ラフなギターも力いっぱいのボーカルも最高です。とにかく、演奏も録音のどちらかといえば荒い。でも、それがこの曲の魅力となり、さらには勢いを感じさせる要素ともなっている気がします。
お世辞抜きに、アメリカのホワイト・ブルースの最高峰の音楽だと私は思います。
そういえば、最近はライブ盤自体が少なくなった気がしませんか?
数少ないライブ盤もミス・トーンなんかも消されとても丁寧に作られている感じがします。
良い音で演奏を再生できるのは喜ばしいことなんだけれど、多少はこんな荒くても印象に残るモノがあってもいいのかなぁ、っと思うのですが、私なんかはね。
≪From アルバム『Live Johnny Winter And』≫