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Quicksand / Albert Collins

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本格的に音楽を聴き始めたのが80年代中盤以降の私にとって、テキサス・ブルースと言えばSRVだったりするわけですが、私より上の世代の方ではこのアルバート・コリンズ、通称アイスマンの方がしっくりくるのかも知れません。完全に後追いになってしまう私でも彼のインパクトはとても強烈ですから。

っで、彼の90年のアルバムから今日の1曲を。
彼の好きなところは、なんたってテレキャスから繰り出されるクールでサスティーンの長いクリーン・トーン。この切れ味鋭い音色は、結構使いこなすのが難しいと思うのだけれど、そこはさすがのブルースマン。効果的にフレージングを繰り返していきます。

この曲ではイントロからその切れ味のするどいギターが全開!!
そして、それにつられるかのごとく小粋なシャッフルに図太い声が乗っかって、これだけでカッコイイ。

ソロになると、ますます絶好調で、ホントにこのギターだけでお腹いっぱいになっちゃいそうです。

世間的には彼のボーカルについて、「あまり歌はうまくない」とされているようです。でもね、太い声で押し出すように歌うスタイルは私は好きだけれどなぁ。少なくとも、彼のギターとはとても合っているような気がします。

やっぱり、ブルースのレジェンドはすごい!!

≪From アルバム『Don't Lose Your Cool』≫