この日本語タイトル、はじめて見たときから『なんて素敵なんだろう』っと気に入っております。ビートルズもそうだけれど、こんなに素敵な邦題があふれているのも60年代ロックの魅力のひとつだと思います。
もちろん、タイトルだけではなくて内容も素晴らしいのです。イントロを聴くだけでワクワクしてくるような高揚感があり、クリーントーンなギターとドライなボーカル、そしてバックコーラスの絡みが最高に気持ちいい。隠し味は、いい意味でデフォルメされたような音のリズム隊。今の録音技術では、こんなシンプルな編成でここまでの音の厚みを出すのは苦労するんじゃないかなぁ。これぞ60年代のポップ・ソングの典型みたいな感じですね。
見てのとおりジャケットも素敵で、フラワー・ムーヴメントな香りも漂っていますがアナログ盤なら思わず手にとってみたくなるようなデザインです。あっ、また曲以外の魅力に話が飛んでしまった・・・いい曲ですよ、ホント。
≪From アルバム『魔法を信じるかい?』≫