最近、ジャンルを問わず“ライブ盤”にはまっていまして・・・。
やっぱりライブ盤ってのは、そのミュージシャンの素の姿というか、スタジオ盤とは異なる側面が見えるわけで、大きな魅力なんですね。
そんな、マイブームの中で出会ったのがこのアルバム。
これまで、ブルームフィールドといえば、ポール・バタフィールドやアル・クーパー関係の音源しか聴いたことなかったのですが、このアルバムを聴いて、彼の本当の魅力が始めてわかった気がします。
なんたって、1曲目からこの渋いブルースメドレーです。
テクニカルな面もさることながら、泣きのギター満載で、ドキドキするようなフレーズの雨霰状態です。
レスポールの太く、甘い音色でブルースといえば、ブルースブレーカー時代のクラプトンを思い出しますが、ブルームフィールドのプレイの方が抑揚が効いて、ホンモノのブルース・フィーリングに近い気がします。
時間がたっぷりあれば、このCDで飽きるまでギターを弾きこみたいこのごろです。
≪From アルバム『Live at the Old Waldorf 』≫