いやー、こういうノリの曲って好きだなぁ。
近所の中古盤屋のワゴンセールで見つけました、エアロのブルースアルバム。発売当初は、久々にワルっぽいエアロが聴けるってんで随分話題にもなりましたっけ。
この曲はホットな1曲目と2曲目のあとのミディアム・ナンバーなんだけれど、雰囲気はとても渋く、カッコイイ!!
もともと、このアルバムの曲は恐らく意図的にラフな感じで演奏されていて、全体にやや深めのリバーブがかかっているんだけど、それがブルースの“擬似ライブ”的な印象をかもし出していてくれてとても心地いい。
ちなみにこの曲、もとはといえば、Sonny Boy Williamsonのナンバーらしく(詳しくはわかりません、すみません。。。)、スティーヴンのラウドなボーカルと入れ替わるような間奏のブルースハープの音色がとても素敵。
そして、右チャンネルからの、多分、ジョー・ペリーのエルモア・ジェームズばりのスライドギターの音色もこの曲の印象をさらに強烈にしています。
昔から、エアロってストーンズとよく似ていると思っていたけれど、こういうブルースナンバーをやると、エアロの方がラフで当然ラウドで、やっぱりアメリカのバンドだなぁって思っちゃいます。
これにくらべると、ストーンズのブルースナンバーはやっぱりお行儀のよいブリティッシュ・ブルースなんだね。
≪From アルバム『Honkin' on Bobo』≫