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恋を抱きしめよう / Paul Maccartney

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実は、昨日とある国内の有名ミュージシャンのミニ・ライブに意図せず遭遇してしましました。最初は、立ち寄る程度の気持ちでしたが、さすがはプロ、結局最後まで見入ってしまいました。ミニ・イベントだったので1人でアコギ1本だけ(多少、打ち込みをかぶせた曲もありましたが)。そこに忘れかけていた“うたの力”を感じました。

っと、言うことで今日は大物の生々しいライブ音源から。
この音源を最初に聴いたとき、実はとってもびっくりしました。なんせ、途中で止めてやり直す場面も含まれていたから。臨場感をあじわってもらうための仕掛けなのだろうけれど、そんな発想が生まれることにポールの人柄を感じてしまうのでした。

肝心の曲の方は、どのライブ盤よりも生々しい。録音状態もあるだろうけれど、アンプラグトな状態で演奏しているので、曲自身がもつ魅力を最大限感じることができます。アリーナライブと違って、とってもリラックスした雰囲気もいいし、パーカッションも鮮明に聞こえてとても新鮮です。

10数年流行した、アンプラグト企画。最近ではかなり下火になってきてはいますが、この曲や昨日のようなライブを聴くと生音の楽しさを実感できます。せっかく思い出した“うたの力”、しばらく手持ちの音源で堪能しようと思います。

≪From アルバム『公式海賊版』≫