いや~、久しぶりにヘビーローテーションするような名盤に出会ってしまいました。それがこれ。
実は先週、東京の某大手CDショップをうろうろしていたところ、フロアでBGMとしてCDがかかっていて、思わず1枚まるまるフロアで聞き入ってしまいました。そして、その場で購入。
そんな素敵なアルバムなんですが、そのフロアで聴いたときにこの曲の印象が特に強かったのです。
イントロのリズム隊の音からの入りから乾いた音が聞こえてきて、そこにハイハットのごとくアコギのストロークが絡み、エレキとオルガンで味付けをしてあるかんじ。わかりにくいけれど、デビュー時のリッキー・リー・ジョーンズと、同じくデビュー時のノラ・ジョーンズの中間といったかんじでしょうか?それぞれの音数は少ないのに、お互いのパートがそれを埋めあっているのです。
ボーカルもいわゆる「ボーカリスト」ってよりは、完全にSSWの系譜です。表現の幅は広くないけれど、とても説得力をかんじてしまいます。
まだまだ、知り始めたばかりの彼女。
これから、ゆっくりですが過去のアルバムやこの人脈の人々をたどってみようと思っています。
≪From アルバム『Strange Conversation』≫