今日も懲りずに90年代ポップス。
最近、本当に私の探究心を駆り立てているのです。
先月紹介したエッグマンへと繋がるこのグループです。
なんたって、この曲はパワーがでます。曲としてはそんなに複雑ではなくリバーブの効いたドラムが細かいテクニックを駆使しているくらいですが、なんといってもメインのコーラス部分のシャウトがとっても印象的。
この部分、何重にも声を重ね、さらにいかにも当時らしい分離のはっきりしたステレオ感でかなりふわふわとした浮遊感あるような効果を狙っています。
そして、もうひとつの肝はなんといってもファズ・ギター。イントロでははっきり聞こえますが、その後もこのうねりを伴ったファズ・ギターがなんと心地よい効果音を演出していることか。
やっぱりこういったメイン・リフやコーラスがしっかりしていて、わかりやすい曲、大好きなんだなぁ。
そして、ギターの使い方、いかにもグランジを通り過ぎてきた世代だからなせる業だと思います。
90年代ポップスも結構奥深いですねぇ~。
≪From アルバム『Kingsize』≫