今日もまた暑い!!
こんな暑い日にはやっぱり最上のポップソングが聴きたくなるわけで・・・。
っということで、今日はデトロイトのポップシンガーの彼のこの曲を。
久しぶりに聞いてみて、何はともあれ時代を感じてしまいます。このアルバムが発売された当初は、オルタナ・ブームが終焉しようとしていたころ。私自身は、オルタナにそんなに関心はなかったのですが、やっぱりこの頃の曲にはその影が色濃いですね(それは彼だけじゃないのですが)。
ただ、やっぱりこの人のギターの使い方はいいなぁ。しっかりとメロを追っているという感じがします。「妙なテンションなんか使わなくってもメロディックに仕上げられるのさ」って声が聞こえてきそうです。この曲なんて、前半はアコギのストロークと簡単なアルペジオだけなんだけれど、そのシンプルさゆえにメロの美しさが際立ちますね。
そして、Bメロで急に広がっていくコーラスとリズムを交えた演奏もぐっと来ます。どことなくストーンズの「Wild Horses」や「友を待つ」あたりを連想してしまうのは私だけでしょうか?
最近90年代ポップが妙に気になり始めたのは、リアルタイムでは気づかなかった「ロックの原点回帰」的な要素が見えてきたからなのかなぁ。と言うわけで、このサイトでは、これからも90年代ポップスをちょくちょく取り上げていきます!!
≪From アルバム『One Mississippi』≫