最近ではすっかり禿げ上がってしまって、このころの「腕っ節だけは・・・」な印象も薄くなってしまったコッカーさんですが、これだけ汗ばむ姿が似合う英国人はなかなかいないでしょう。最初聴いたときは、彼が英国人だとは夢にも思いませんでした。人間、憧れが強ければ同化してしまうものなんですねぇ・・・。
っで、この曲ですが正にアメリカン・ルーツの魅力たっぷり。それもそのはず、レオン・ラッセルがプロデュースに加わっているのだから。南部テイストたっぷりの英国スワンプ(って言うより、ボーカルだけがイギリス人なスワンプロックかも・・・)が楽しめます。リズムなんかもとってもドライな感じで私の大好物です。
そんなに頻繁に我が家のターンテーブルに乗るわけではないけれど、針を落とした瞬間から思わず聴き入ってしまう、今日の1曲でした。
≪From アルバム『Joe Cocker!』≫