世の中にはどうしてもレコードで聴きたい音楽があります。クリアな音のCDでは、リアルすぎて直視しづらいような音楽、フィルターをかけたセピア色な音が心地よい音楽・・・。私にとってロバ・ジョンの曲は、まさにそんな感じなんです。
デルタブルースの偉大なギタリストってところは誰もが認めるところだけれど、実はそのメロディーのわかりやすさが好きなんです。ホントに覚えやすい!!もともとシンプルなコード進行なんで、そんなの当然かもしれないけれど、ボーカルと掛け合いのギターがそれを引き立てているのかな。
哲学的にブルースを捉えるのはあまり好きじゃないけれど、エンタメとしては大好きなんだなぁ、私は。
≪From アルバム『King of the Delta Blues Singers』≫