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One Day Five Months Ago /Chico Hamilton

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フュージュン・・・とっても耳障りが良いけれど、なかなかハマるものは少ない。でもって、私にとって一番わかりやすいフュージョンはこれかな。なんてったって、チコと大好きなリトルフィートの競演だから。これ以上わかりやすい“フュージョン”は見当たらない。

今日はそのアルバムの1曲目から。まさに参加メンバー全員に見所が回ってくる曲です。チコのドラムとビルペインのピアノの相性の良さは予想通りだけれど、ローウェル・ジョージのスライドがこんなに見事にかぶさるとはね・・・。もちろんフィートのリズム隊もいつもどおりどっしりとした演奏を聞かせてくれます。

ジャズが苦手な人でも、この曲のようにロック的見所いっぱいのジャムは楽しめるんじゃないかなぁ。

≪From アルバム『The Master』≫

夢見る頃を過ぎても/Harry Allen

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気がついたらもう20代後半・・・でも私の夢見る頃はまだまだつづいています。少なくとも、この曲を聴くときははじめて聴いたハタチの感覚と同じものを感じることができます。それは「なんていい曲なんだろぅ」と絶句すること。当時若手のハリーにベースが大御所レイ・ブラウン。歳の差はあっても音楽の感じ方が近いから、違和感がないんだろうなぁ。これからもずっと「夢見る頃」でいたい私でした・・・。

≪From アルバム『夢見る頃を過ぎても』≫

it ain't necessarily so/PEGGY LEE

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久々に仕事から早く帰ってきても、眠気に襲われてしまうような夜はこんなアルバムはいかがでしょう?

もちろん表題曲でにわかに目を覚まし、この曲辺りで心地よさを味わう・・・なんてね。でもこの曲、とっても好きです。ブルースなんですが、彼女の歌い方が気だるくて色っぽくてとってもよい。

そして、伴奏で突如スイングするピアノ。ジャズのポップさを改めて認識させてくれます。まさに夢心地…。

≪From アルバム『Black Coffee』≫

Seven Years /Norah Jones

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引越準備の最中、ふと聴きたくなったのがこの曲。やさしいガットギターの音色とウッドベースから始まるこの曲は、彼女の既発の曲ではいちばん好き。もちろん数年前ラジオでかかりまくっていた「come away with me」も好きなんだけれど、この曲のもつ静けさと絶妙なタイム感覚にはかなわないなぁ。そして、ギター弾きとしては、感想のスライドギターがとってもおいしい。

waltz for debby/ Bill Evans Trio

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実は今、引越しの準備をしていて、CDの整理をしていた。そんななかでふとこの曲が聴きたくなりました。今の部屋に来て2年と少し。いろいろあったけれど、この曲をじっくりと聴くような余裕はなかなか作れなかった。改めてこの「数世紀先まで残るであろう珠玉の名曲」とその名演を堪能しながら、じっくりといい音楽を聴ける時間のすばらしさを再認識した夏の一日でした。