王道中の王道だけど、この曲はとっても好きだなぁ。ゆったりしたテンポでとってもロマンチックな雰囲気なんだけど実はパーカッションでリズムを作ったり、掛け合いのクリーントーンギターが入ったり、ゴスペルっぽいコーラスであったり・・・音楽的要素には話題を欠かない曲なのです。そして、このCDのリマスターは音がすごく良い。こんなに鮮明になり、レンジも広がるのかと・・・。もちろん最初の製作段階から相当練られていた結果なんだろうけれど、この音は圧倒されますよ。
smile please/Stevie Wander
Don't Cha Wanna Ride/Joss Stone
今日は、1年前に出た、このあどけないソウルシンガーのアルバムから。ミディアムスローの曲で、「アルバムを代表する曲」ではないけど、ヘッドフォンなんかで聴くとこの曲の良さがすごく良くわかる。ドゥーワップっぽいコーラスのステレオ感がすごいんだ。まさにウォール・オブ・サウンド。そして、以前も書いたけれど彼女のバックバンドがまた素晴らしい!!今やアメリカからはほとんど聞こえなくなったクラシカル・ソウルがこうやってイギリス、しかも若い人から届けれらるなんて、なんて素敵なんだろう。
so in love/Curtis Mayfield
高校生のとき、ソウル好きのダチに貸してもらって以来、常に私の愛聴盤であるこのアルバム。シンプルで、シリアスで、一見地味なこの曲ですが最高にグルービーでまさにフリーソウルの鏡って感じです。ホーンセクションもリズム隊もオルガンもギターも一切の無駄を省いていて、そして一音一音センスが良くて、まさに完璧な出来です。他のカーティスのアルバムと比べると、収録されているこのアルバム自体が異質な感じがしますが、本当にオススメです。
what'd I say/Ray Charles
やっぱりレイ・チャールズは大好きなんですねぇ。中坊の頃に初めて聴いて以来、なんとなく危険な香りがする歌にのめりこんでいました(最近の映画でその「危険な香り」の理由が少しわかりましたが)。この曲もそんな雰囲気の曲ですが、当時としてはなんと先鋭的だったことか。イントロでいきなり電子オルガンの音がブリブリいって、中間のコーラス部分ではパーカッシブなドラムが音を埋める・・・天才です。
可愛いアイシャ/Stevie Wonder
私事ですが、今月、学生時代からの中のよい友達が結婚することになった。そして、結婚と同時にパパになる。彼にとって子供はまさしくこの「可愛いアイシャ」に違いない。彼の優しい人柄も手伝って、この曲の持つイメージそのものになるだろう。甘く、切なくポップな「可愛いアイシャ」。そんな家庭を築いていってね。私事ですみませんでした。