
実は、昔、なにかの本でこの人の名前を見て、印象に残っていたんだよね。でも、なかなかこの人名義のCDに出会うことはなく、忘れかけているところにこいつを見つけてしまいました。
実は、ブルースリバイバルブームの後、音楽界を離れてサラリーマン生活をしていたとのこと。そして、サラリーマン引退後、音楽界で現役復帰となったようです。
その復帰作の2曲目、渋いスローブルースですわ。
さすがに貫禄の声と、ギターさばきって感じです。
特に私が好きなのは、この人の声。深い声質でのルーズな歌い方は、妙に説得力があってすきですね。
そして、ジャケットでも見られるES-335の張りのある音色。改めてこのギターがブルースで活躍するギターなんだと確認できてしまいました。
しかし、かつての第一線のミュージシャンが、長いサラリーマン生活を経て復帰するなんて、いかにもアメリカらしいよね。日本だったら・・・ないだろうなぁ。