60年代のアメリカン・ポップの香りがプンプン漂うこの曲、夕暮れ時に無性に聴きたくなります。前から気にはなっていたものの、最近になってやっと耳にする機会をえて、休日の夕方に良くかけています。実は、フィルスペクターに憧れをいただいたようで、この曲もロネッツなんかの影響が垣間見えます。
私にはそれと同時に同世代のビーチボーイズなんかのメロディに近いも聞こえてきますが・・・。とにかくフォーク・ロック、フラワー・ロックの少し手前の古き良きアメリカンロックを感じることができる1曲でした。
JUST YOU / Sonny&Cher
Let the Good Times Roll /Georgie Fame & the Blue Flames
60年代初期のイギリスのグループといえばマージービート勢とホワイトブルースのグループくらいしか知らない私が、最近になって覚えたのがこのグループ。イギリスのグループらしく、ロックンロール、ジャズ、R&B、ラテンなどいろいろなエッセンスが混じっていておもしろいんです。
今日取り上げるこの曲も、ホンモノのR&Bに近づきたいっていうコンプレックスの満ち溢れている曲です。黒っぽさはないけれど、全編で聴かれるホーンとボーカルの掛け合いはとってもかっこよくて、大好きなんです、個人的には。
このジョージィのセンスにどことなくポールとの共通性を感じるのは私だけでしょうか?
Hey! Bo Diddley /Bo Diddley
今日は、例外的に映像から。久しぶりにこの映像を観ました。やっぱり興奮しました。思わず腰を振りたくなってしまうようなロックンロールのオンパレード。そんなこのDVDのトップがこの曲なんですわ。なんといっても彼のジャングルビートがカラー映像で観れるのが素晴らしい。あの独特なリズムの取り方、足の動きなんか何度見ても感動ものです。そして、弦が切れてもお構いなしにジャングルビートを刻む姿・・・もう神の域です。
subterranean homesick blues/Bob Dylan
今日は私の好きなディランを。っといっても結構地味なアルバムからなんだけれどね。この曲、とってもルーズで言葉をいっぱいいっぱい詰め込んだディラン流のブルースの爆発なんですわ。例によってこの時代の録音はあまり音も良くないんだけれど、そこがまた不良っぽさをかもし出して、とってもいい感じ。言葉のリズムをうまく利用するディランならではのかっこよさが堪能できるんです。
Peggy Sue/Buddy Holly
昨日のコステロさんとなんとなく似ていると思うのは私だけでしょうか?ロックンロール・クラッシック時代の中では、もっともソングライティングに長けていたのはこの人だと私は信じています。この曲はとても有名だけど、とっても耳に残るんです。独特のリズムとメロディアスな旋律が素敵。もちろん楽しそうに歌う彼の唄い回しやストラトらしいシャープな音色のソロもね。