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Thumping Beat / Lord Sutch and Heavy Friends

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某雑誌でレビューされていたことをきっかけに購入したこのアルバム。実は、いまだにこの“ロード・サッチ”なる人物が何者なのかもはっきりわかりません。

ただ、わかっているのは、とてつもないメンバーにバックバンドを任せて気持ちよさそうにシャウトしているってことだけ。

なんたって、ジミー・ペイジとジェフ・ベックのツイン・ギターに加え、ジョン・ボーナムとノエル・レディングのリズム隊、キーボードはニッキー・ホプキンスと・・・「どうやったら集まったの?」って思わず突っ込みを入れたくなってしまいます。

そのなかでもこの曲がお気に入り。

いかにもペイジっぽい耳に残るリフとシンプルなバッキングギターにジェフ・ベックが彼にしかできないようなテクニカルな小粋なフレーズとソロを絡めてきます。この二人が左右の2本のギターを担当しているってだけで私のような70年代ハード・ロック好きには堪りません。

肝心のサッチのボーカルはというと、一生懸命ハード・ロックしようとしている姿は浮かびますが、いささかバックバンドにおされ気味。でもこれはこれで私は結構好きなんだけれどね。

それにしても、さすがにリズム隊もすごい。
さほど難しいことはやっていないにせよ、フロントマンが気持ちよくできるような安定感と力強さがあります。

私もそうですが、大人になってしまったギター小僧にはなんとも感慨深い1曲です。

≪From アルバム『Lord Sutch and Heavy Friends 』≫

Growers of Mushroom / Leaf Hound

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これは完全にジャケ買いです。
まったく名前さえも知らないまま買ってしまいましたが、予想通りかっこいいブリティッシュ・ハードロック。最近、どうもハードロックが恋しくて、そればかり書いていますが、この曲もカッコよかった!!

音作りは、初期のツッペリンを意識しているのではないかなぁ。ギターもテレキャスをマーシャルに繋いだような音。これは正に、初期のペイジの模倣だなぁ。
ただ、ベースとユニゾンしたリフでゴリゴリ押してくるあたりはモロに私のツボです。

色々調べたところによると、世間ではこのバンドのギタリストの評判はあまりよくないようですが、確かに派手さはないものの、私としてはこの曲のリフの作り方やブルージーなソロはなかなか捨てがたい魅力を放っています。

ただ、不満がひとつ。
私が買ったのが中古のCDで、多分リマスターが施されていないと思われる中高域の強めの音作り・・・。せっかくのカッコいい曲、できれば、もう少し音の厚みが感じられる盤で聴きたいと、ついつい欲が出てしまいます。
という訳で、きっとアナログかリマスターCDを見つけたら買いなおしてしまうだろう一枚です。

≪From アルバム『Growers of Mushroom 』≫

All Right Now / Free

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この荒っぽさ、若々しさはいつ聴いても気持ちいいものです。
「ヘビー・ロック」なんて言葉のカケラもなかった頃の彼らの活動期、今だったら間違えなくそのジャンルに分類されるんだろうなぁ。

っと、いうわけで今日の曲はフリーの曲を。
70年に発表されたこのアルバムはあまりに有名なので、ロックが好きな方、特に私のようなギターにかかわりを持っている方には好きな方が多いのではないでしょうか?

その中で、この曲はあまりにも有名すぎます。
なんたってイントロからかっこよすぎます。
ゴリゴリ押してくるようなギターのサウンドがたまらない!!
レスポールとマーシャルのハード・ロック王道サウンドなんだけれど、シンプルゆえにかっこよい。

そして、ツボはなんといってもドラム。
淡々とリズム・キープをしていますが、Bメロまえのフィル・インが曲の構成上とってもいいポイントなんじゃないでしょうか?

あと、ウッド・ブロックね。
この曲を重たくしすぎずに適度なポップスにしています。

しかし、20歳前後でこんな音楽が作れてしまうものなのでしょうか?ハード・ロック以前にブルースへの憧れも感じるし、同世代のツッペリンなんかへのライバル心も見えたりします。

ハードロックはやっぱり70年代が熱い!!

≪From アルバム『Fire and Water』≫

14 years / GUN'S ROSES

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私がまだ10代だったころ、とっても輝いていたバンドのひとつ。今では、メンバー個々の名前もあまり聞かなくなったけれど、少し前まではとってもネームバリューがありました。

っで、その中でも結構地味なこの曲が私の今夜の愛聴曲。この曲は、当時のギタリストのひとりであるイジーが作り、メインボーカルをつとめた曲。だから、当然他の曲とは雰囲気が全く違います。でも、彼のメロディアスなこだわりと、ルーツロックへの敬意のようなものを感じてハマッてしまう曲なんです。

もちろん、当時のハードロック的要素も含みつつ(特に、スラッシュのギター)シンプルにタイトに、そして時にルーズにまとまっている印象です。ただ1つ、やっぱりアクセルの声は少し苦手かな。

このバッキング・ギターのパターンがかっこよくて、若かりし頃の自分のバンドでも演奏しました。当然、こんなにかっこよくはなかったけれど・・・。今、もう一度この曲を演奏する機会があるならば、あの頃よりは確実に曲の表情をつけることができるんだと思うけれどなぁ。そんなチャンスがあれば最高ですわ。

≪From アルバム『Use Your Illusion II』≫

woman from TOKYO/Deep Purple

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数年ぶりに聴きました・・・青春時代の遺物と化していたパープルのベスト盤。そして、十代の頃、この曲が大好きだったんだなぁ。

ギターのブギなリフといいピアノのホンキートークな感じといい大好きだった。その興奮は、10年たっても同じだったわけで・・・

今、この曲を前にギターを構えてしまった自分が居ます。久々の感動とはこんな感じなんでしょうか?たまには昔聴いていた音楽を引っ張り出すのもよいですね~。