最近、「個人的に90年代ロックを見直そう!!」って考えが進んでいまして・・・。そんなつもりで買ったこの1枚ですが、とってもハマッてしまいました。
当然、リアルタイムでもラジオなんかでよくかかっていたんだけど、そのときはあまりピンとこなかったんだなぁ。こんなところに私のセンスのなさを感じてしまいます(泣)。
っで、この曲ですが、アルバム中盤を盛り上げる曲ですね。いかにも骨太なサザンロックって感じの曲です。豪快なドラムがサウンドに疾走感を与えているし、ギターはアメリカンな乾いた音でロックを感じさせるリフレインを奏でているしね。アメリカン・ロックのおいしいところを抽出したってところでしょうか。
もともと70年代ロック志向の強い彼らなので、メロディもとってもいいし私のど真ん中のストライクゾーンです。
もう少し彼らの音楽を聴いて、何度でもレビューを書いてみたいなぁっと思う次第です。
Go Tell The Congregation / the Black Crowes
Far East Man / Ron Wood
とっても素敵なジャケットですが、私がもっとも好きなギタリストのひとり、ロンウッドの初ソロ作です。渋い趣味かも知れませんが、彼のギタープレイは本当に憧れで、よくマネをしようとしたものでした(当然、不器用な私には・・・無理でした)。どの時代の彼も好きなんだけれど、彼のでしゃばらず、それでいて存在感のあるギターサウンドはフェイセスよりもストーンズよりもこのアルバムで一番体感することができます。
そして、この曲。なんとジョージ・ハリソンが曲作りに加わっているそうです。だから、繊細な曲にロニーのラフな感覚が加わってとっても不思議な感覚の曲です。サウンド全体は当時のスワンプな感覚のエレピなんかも炸裂で、まさに私好みですわ。
最近はキースやミックの影に隠れている印象が強いけれど、DVDなんかを見る限り、その魅力は衰えていないようで何よりです。
Have You Ever Loved a Woman [Alternate Master #2] / Derek & the Dominos
「またかよ~」・・・そんな声も聞こえてきそうですが、実は違います。90年発売のボックスセット『Layla Sessions』をついに購入しました。思い起こせば、これまで何度手に取り、棚に返しを繰り返してきたことだろう・・・。そんな生活とも今日でおさらばさ。
っで、その中でもこの曲のこのアレンジはとっても気に入りました。当然のことながら、オリジナルアルバムにも収録されて、今もクラプトンのレパートリーとなっていますが、ここでのアレンジはミドル・スローのラグタイム風。これがとっても新鮮に聞こえました。冴え渡るギターのフレーズもさることながら、オリジナルよりも肩の力を抜き気味に歌い上げる姿に感動を覚えてしまいました。
長いことLP、リマスターCD、リミックスCDと色々なフォーマットで聞いてきましたが、このボックスは文字どおり“決定版”となりそうです。永遠に私は『レイラ』を聴き続けるっと確信したのでした。
While You're Out Looking for Sugar /Honey Cone
このグループ、詳しいことはわからないのですが、かのシュープリームスへの対抗馬として活躍したそうです。
でも、サウンド的にはそれまでのガールグループ路線よりもフリーソウルの影響が強いかも。とにかくリズムが良いのです。ドラムに加えパーカッションが細かい味付けをするなんて、まさにそのサウンドなんです。もちろんコーラスワークのよさもこの曲のサビを聴けば一目瞭然。
最近、入手したばかりで不明な点が多いこのグループ、まちがいなく私のフェイバリットになりそうです。
Edward Lee/Harold Mabern Trio
久しぶりにすばらしい音楽にありつけた感動がありました。きっかけは中古盤店でのジャケ買い。っで、早速帰り道に聴いてみてビックリ。叩きつけるようなピアノ・スタイルで力強いこの自作曲にやられてしまいました。最小限の「トリオ」でここまでかっこいい演奏をしてくれる彼のグループ。めでたくこれから私のフェイバリットに加わることが決定しました。
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