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見つめていたい / the POLICE

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最近のいろいろな音楽を耳にすると、「またバブリーな方向へ進むのかなぁ」なんて考えてしまいます。かつて、10年以上も前にアンプラグトがブームになったあたりから、シンプルな音楽がはやっていたけれど、また最近は華やかな方向へ進みつつあるのかなぁ。

前書きが長くなりましたが、そんな環境だからこそ久々に聴いたこのポリスの名曲がやけに耳についたのかもしれません。彼らの凄いところは、ライブでもスタジオでもゲスト・ミュージシャンをほとんど起用しないこと。3人でほぼ完結するのです。だからとってもシンプルでタイト。

多聞に漏れずこの曲もそうで、スティングのメロディーセンスもさることながら、アンディ・サマーズのギターセンスに感服です。とっても“理系”な感じを漂わせる計算ずくのリズムギター。コーラス・エフェクトの係り具合も絶妙で思わずとろけちゃいそうです。

おそらく私のようなアマチュアが真似しようとしてもっとも苦戦するタイプの曲でしょうね。もっとも、私にはそこまでの技術はありませんが・・・悲しいことに。

≪From アルバム『Synchronicity』≫

Soak Up the Sun / Sheryl Crow

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この人も90年代にまさに風のように登場しました。もちろん、リアルタイムでその動向を見聞きしていましたが、当時まだケツの青かった高校生の私には興味が沸きませんでした(ホント、失礼きわまりない・・・)。っで、本格的に惹かれていったのは、色々な味がわかるようなオトナになってから。

今日のこの曲は、本格的に聴くきっかけとなった曲で、当時FMなんかでも毎日、毎晩のようにかかりまくっていました。それだけに、改めてCDを買うまでもなくメロディーラインは口ずさめるような曲。それまで影を潜めていた“彼女らしさ”が存分に発揮されているように感じます。

バックもデジタルとアナログの中間って感じ。「デジタル音も使い方によればこんなに生々しいんだぁ」って感服してしまいます。音数自体も少なめで、それがこの曲のインパクトにつながっています。

とってもメロディアスなもんで、どんなシーンにも似合う曲だし、いまや私の携帯プレーヤーには欠かせない1曲となっております。

≪From アルバム『C’mon,C’mon』≫

if・・・/ the bluetones

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これも90年代ロックの名盤のひとつ・・・っと勝手に思っています。この前に出ているファーストがよすぎていまいち評価されていないけれど、このアルバムもさらに洗練された空間アレンジがいいですよ。

っで、この曲ですが高校生のころからの愛聴曲です。あまりに好きすぎて、かつてバンドでも演奏したことがありました。このリズム・ギターのミュートがたまんないですね。英国特有の陰鬱さとみごとにマッチしていると思います。そして、忘れてはいけないのがベース。イントロも含め、この曲ではまちがいなく最重要ポジションなんです。

そういえば、当時一緒にこの曲を演奏したベースの女の子が言ってたっけなぁ・・・「ベーシストにとって、とってもおいしい曲」っと。

≪From アルバム『Return to the Last Chance Saloon』≫

Go Tell The Congregation / the Black Crowes

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最近、「個人的に90年代ロックを見直そう!!」って考えが進んでいまして・・・。そんなつもりで買ったこの1枚ですが、とってもハマッてしまいました。
当然、リアルタイムでもラジオなんかでよくかかっていたんだけど、そのときはあまりピンとこなかったんだなぁ。こんなところに私のセンスのなさを感じてしまいます(泣)。

っで、この曲ですが、アルバム中盤を盛り上げる曲ですね。いかにも骨太なサザンロックって感じの曲です。豪快なドラムがサウンドに疾走感を与えているし、ギターはアメリカンな乾いた音でロックを感じさせるリフレインを奏でているしね。アメリカン・ロックのおいしいところを抽出したってところでしょうか。

もともと70年代ロック志向の強い彼らなので、メロディもとってもいいし私のど真ん中のストライクゾーンです。
もう少し彼らの音楽を聴いて、何度でもレビューを書いてみたいなぁっと思う次第です。

≪From アルバム『By Your Side』≫

Respect / Otis Redding

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オーティスのことはその音楽を知るのが遅かったせいもあるかもしれませんが、まだあまり良く知りません。そして、このレコードを入手したのもホントについ最近・・・。お恥ずかしいばかりでございます。

そして、今日の曲はそのオープニングナンバーから。イントロが始まって、MG'Sの演奏が始まると「さすがMG'Sはライブでもカッコエエわい」・・・あのダック・ダンの弾くベースラインが一段と際立ってくると・・・「あれ、これってかのカブト虫軍団の曲と似てないかい?」 

オリジナル音源では見えてこなかったものが、ライブ音源では色々見えてくるんですね。きっとマッカートニー卿たちもオーティスの音楽は好きだったんだろうなぁ。なんたって、リアルタイムだもんねぇ。

十数年、いろいろな音楽を聴いて、初めて「ラバー・ソウル」と「ホンモノのソウル」の境界線が見えてきた今日この頃です。

≪From アルバム『ヨーロッパのオーティス・レディング』≫