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Home again/ Carole King

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明けましておめでとうございます。本年もこのページをよろしくお願いします。

さて今年、数年ぶりに実家に泊まりお正月を迎えました。もちろん帰省ラッシュはものすごかったのですが、その最中に頭によぎったのがこの曲でした。

彼女の曲の中でもひときわシンプルなこの曲、最近とっても気に入っています。歌詞もすごく短いのだけど、その中にすべてが詰まっていて密度は濃いかな。そして、それを歌い上げる彼女の声が好き。特に間奏の直後の“snow is ・・・”のところはいつもグッときますわ。

そして、たった今、初詣の帰りの暗闇の中でも、私の携帯プレーヤーからはこの曲が流れていました。

≪From アルバム『つづれおり』≫

What a Wonderful World/Louis Armstrong

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今日はホントは書くつもりなかったんだけど、街中のまばゆいばかりのイルミネーションをみたらこの歌が頭の中に流れてきました。

そう、だれもが一度は耳にした事のあるこの名曲、こんな夜の風景に一瞬ではありますが本当に“すばらしき世界”を感じてしまいました。

彼のダミ声で歌われることでこの曲が輝きを増しているように、私も含め個人的には色々な問題を抱えている人たちが作り上げ、見入っていることでイルミネーションがこんなにも美しく見えるのか・・・なんて考えてしまいました。

ガラにもなくジーンしてしまったクリスマス・イブの夜でした。

≪From アルバム『What a Wonderful World』≫

I saw mommy kissing Santa Claus/Petty Booka

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クリスマスソングを紹介するのも今年最後かと思われる今宵、取り上げる曲はまたまたペティーブーカです。

これまでも何度か彼女たちの関わった曲は紹介してきましたが、本人達の名義ではこれが初めてのハズです。
なんといってもキュートな彼女達の声、この曲の日本語バージョン(シングルに収録)でその魅力を発揮しています。
そして、バックの演奏はなんとDr.Kことギタリストの徳武氏のほぼ宅録というからとっても贅沢。

とにかく、世間とは一味違ったクリスマスソングを求めている方は、この曲をぜひ聴いてみてください・・・現在、アメリカからの“輸入盤”として売られているらしい(笑) ですよ。

18'til I die/Bryan Adams

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もしもロックに本流と亜流があるとするならば、この人は間違いなく本流を目指していた人だと思う。最近の活動はまったく耳にしていませんが、このアルバムは本当によく聴きました。

そして、タイトル曲のこの曲、当時本当に18だった私のある種テーマ曲のようなものです。それまでの彼の曲に多かったゴリ押し感がこの曲にはあまり感じられません。かわりに聞こえてくるのは肩の荷がおりたかのようなギターの音色と優しい歌声でした。

今ではあまり頻繁には聴かなくなったこの曲だけど、今日のようにこれを聴いた日には青臭い18歳の頃から成長していない自分に気づいてしまう私メでございます。

≪From アルバム『18'til I die』≫

Painter Man /the Creation

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モッズ・グループはまだまだ知らないものの方が多いのですが、今日は最近はじめて耳にすることのできたそんなグループのひとつである彼らの音源から。

なんとなく名前だけは知っていたのだけれど、イマイチ勇気がなく聴いてみる気にはなれなかった。
ところがところが、いざ聴いてみるとカッコイイではありませんか。

そして、この曲、とってもモッジー。パワー感はないですが、その分コ-ラスワークで雰囲気を作るがうまい。ある種、静的なイメージを醸し出しています。また、後ろの方でさりげなく聞こえるオルガンの使い方も上手いなぁ。

このグループ、現在のブリティッシュ・ロックのグループに与えている影響も強いようで、この曲で聴かれるファズ・ギターのトーンなんかもまさにそんな感じです。決してうまいわけではないんだけれどね。

当時はイギリス本国でまったく評価されなかったらしいけれど、今は割りと支持者が多いらしい。音楽ってやっぱり不思議だぁ。

≪From アルバム『We Are Paintermen』≫