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自由への疾走/Lenny Kravits

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毎朝、某番組でテーマ曲として流れています。どういった意図でこれが選曲されているのかはわかりませんが、懐かしい気持ちになるのは確かです。なんせ、高校生の時にリアルタイムで聞いた世代だもんね。
っで、この曲、もちろんギブソン+マーシャルのドライブが冴え渡るギターアレンジもカッコイイのですが、何よりもメロディーがいいのです。
彼独特のビートルズ後期のジョンなんかへのあこがれを感じるのは私だけではないハズ。
最近姿を見かけることが少なくなりましたが、彼をナマで見たときの興奮を覚えている私でした。

≪From アルバム『自由への疾走』≫

While You're Out Looking for Sugar /Honey Cone

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このグループ、詳しいことはわからないのですが、かのシュープリームスへの対抗馬として活躍したそうです。
でも、サウンド的にはそれまでのガールグループ路線よりもフリーソウルの影響が強いかも。とにかくリズムが良いのです。ドラムに加えパーカッションが細かい味付けをするなんて、まさにそのサウンドなんです。もちろんコーラスワークのよさもこの曲のサビを聴けば一目瞭然。

最近、入手したばかりで不明な点が多いこのグループ、まちがいなく私のフェイバリットになりそうです。

≪From アルバム『The Complete Hot Wax Recordings』≫

Lover's Cncerto/Sarah Vaughan

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少し前までドラマで使われたり、CMで流れたりしていましたが私個人としては中坊の頃から好きなんですわ。そういえば、サラのことを知るきっかけになったのもこの曲だったなぁ。

っで、曲の方はジャズというよりはポップスとクラッシックの中間って感じかな。でも意外とこのスネアの入り方なんか私の好みだったりするんですね。単調なんだけど、どっしりと構えてロックしてるなって感じ。サラの声も楽しそうで、聴いているとワクワクしてきませんか?

≪From アルバム『Verve Jazz Masters』≫

One Day Five Months Ago /Chico Hamilton

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フュージュン・・・とっても耳障りが良いけれど、なかなかハマるものは少ない。でもって、私にとって一番わかりやすいフュージョンはこれかな。なんてったって、チコと大好きなリトルフィートの競演だから。これ以上わかりやすい“フュージョン”は見当たらない。

今日はそのアルバムの1曲目から。まさに参加メンバー全員に見所が回ってくる曲です。チコのドラムとビルペインのピアノの相性の良さは予想通りだけれど、ローウェル・ジョージのスライドがこんなに見事にかぶさるとはね・・・。もちろんフィートのリズム隊もいつもどおりどっしりとした演奏を聞かせてくれます。

ジャズが苦手な人でも、この曲のようにロック的見所いっぱいのジャムは楽しめるんじゃないかなぁ。

≪From アルバム『The Master』≫

stormy weather /Jeff Lynne

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とってもビートル・マニアなメロディメーカー、ジェフリン。その魅力を知ったのは最近この唯一のソロアルバムを買ってから。全般的にポップな曲があふれています。

っで、その中からあえてスローなこの曲を。他の曲に比べシンプルなアレンジなんだけれど、その分彼の魅力がぷんぷん伝わってきます。

なんといっても重いピアノとゴスペルのようなコーラス。そして、いかにも“ジョージ”なメロディックなスライドギター。何をとっても最高でしょう。そうそう、隠し味のストリングスも素敵ですよ。

≪From アルバム『Armchair Theatre』≫