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high and dry/RADIOHEAD

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このバンド、最近あまり見なくなったねぇ。

高校生の頃、周りでもとても流行っていて、このアルバムをよく聴いていました。

この曲はいかにもイギリスらしい曲の作り方をしている・・・アコギの使いたかがとても上手なのだ。右のチャンネルのやつがすこしおとなしめのトーンで、シンプルなストロークなんだけど音の厚みをすごく増している。

そして、このバンドのシンボルでもあるディストーション・ギターもうまく活かされている。

ギター3本でもアメリカのたとえばレイナード・スキャナードなどとは違うわけだ(もちろん時代も違うが…)。さすがはプログレを生んだ国だなぁ。

≪From アルバム『The Bends』≫

Have You Seen My Baby?/Ringo Starr

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今日のように陽気な日差しに包まれる日には、リンゴの歌声が良く似合う。

ごめんねリンゴ、他のbeatle達より紹介が遅れてしまって。でもこのアルバムはジャケットも収録曲もホント傑作だよ。

そしてこの曲、実はランディ・ニューマン作、リードギターがマークボランというなんとも贅沢な曲なんですわ。ビートルズでは唄わせてもらえなかったアップテンポのブギーをたのしそうに歌い上げています。

バックの演奏も重厚なホーンや軽めのピアノが彩りをつけてとってもポップなんだよね。

それにしてもボラン、T-REXでは見せないような上手い?ギターも無難にこなせたんだね。

≪From アルバム『Ringo』≫

late night radio/petty booka

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ぐっと涼しさが増してくると、夜長には似非ブルーグラス(本場モンじゃないヤツね)が聞きたくなりませんか?私はそんな衝動に駆られます。

そして、この2人に特に魅力を感じてしまいます。

この曲は、そんな彼女たちの魅力が上手く表現されています。それぞれの声の個性とそれを活かしたハーモニー。

流暢な英語とジャケットに似つかわしくない本格的なバックの演奏・・・。あげればきりがないけれど、当時「裏パフィー」として名を馳せていた理由がわかるような・・・。

≪From アルバム『ラジオの恋人』≫

pride and joy/Stevie Ray Vaughan

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「もう聴きあきたよ」っと何度思っても、いざ聴いてみるとニヤケながらギターを抱えたくなる・・・。

実は今日もそんな衝動に駆られてSRVを聴きました。

そして、この曲。彼ならではのシャッフルリズムのギターに乗せてホントにシンプルなブルースが鳴り響きます。

ハードロックやメタルなんかが全盛のあの時代にこんなシンプルな曲を・・・。まさに“simple is the best”だね。

≪From アルバム『テキサス・フラッド~ブルースの洪水』≫

夢見る頃を過ぎても/Harry Allen

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気がついたらもう20代後半・・・でも私の夢見る頃はまだまだつづいています。少なくとも、この曲を聴くときははじめて聴いたハタチの感覚と同じものを感じることができます。それは「なんていい曲なんだろぅ」と絶句すること。当時若手のハリーにベースが大御所レイ・ブラウン。歳の差はあっても音楽の感じ方が近いから、違和感がないんだろうなぁ。これからもずっと「夢見る頃」でいたい私でした・・・。

≪From アルバム『夢見る頃を過ぎても』≫