今度、来日するらしいです。年に数回は聴きたくなるんだよね、この曲。まさに“青臭い青春"の香りがします。はじめて聴いたのは中坊の頃。とってもアメリカンで親しみやすいメロディーとシンプルなアレンジにすっかりみせられてしましました。以来、十数年・・・未だにその感覚はかわっていないわけで・・・。いつまでたっても大人の男になりきれない、この男は永遠にこの曲を愛するでしょう。
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piano man/Billy Joel
up on the roof/the drifters
ドリフターズっといっても長さんではなくBen E Kingが在籍したドゥー・ワップ・グループほうね。このドゥー・ワップこそ「魅惑」という言葉がとってもよく似合う音楽なんです、私の中では。このグループはそんなドゥー・ワップというジャンルの中でもひときわ有名なんで、ご存知の方が多いかと思います。この曲では彼らの「とってもさわやか」で「適度に甘い」コーラススタイルも堪能できます(炭酸飲料のコピーみたいですが・・・)。そしてドゥー・ワップの「複雑でなくメロディアス」がはっきりとわかるんですね。実は演奏もすごくかっこよくて、クランチ気味のリズムギターとドラムの絡みがまた味噌なんですが。いろいろな観点で聴いてもあきないんだなぁ。
Love Potion No. 9 /the searchers
私の好きなビート・グループ(言い方が古すぎますが・・・)のひとつがこのグループ。夏の頃には、必ず聴きたくなります。特にこの曲は何かの映画の影響か、この時期にとっても好きな曲なのです。なんかこの時代独特のリバーブとバックビートに乗り切れていないところが似非サーフミュージックっぽくて好きなんです(イギリスのバンドなんでサーフミュージックってのもどうかと思いますが・・・)。いろいろ字面を並べてしまいましたが、名曲には変わりありませんのであしからず。
you can't sit down/The Bar-Kays
久々にレアグルーブものからのセレクトで。実は前回のウィルソンピケットやオーティス・レディングのステージのバックを勤めていた人達なんです。ということで、演奏能力は抜群だし、やっぱりMG'sの影響も感じてしまいます。っで、この曲ですが当然のごとくカッコいいです。インストものにいまいちなじめない人はぜひ聴いてみて欲しい。結局、きちんとメロディーとリズム(おまけに、耳につきやすいリフ)があればボーカルミュージックとかわりないんです。つまりはポップなんですわ。
in the midnight hour/Wilson Pickett
「暑いときに熱いものを聴く」昔っから私の好きなスタイルです。っと言うことで、今日はサザンソウルの名曲を。理屈ぬきにかっこいいです。こういう音楽は大好きなんです。泥臭くって、汗のにおいまで漂ってきそうで・・・。ホーンセクションのリフもとってもかっこいい。これぞサザンソウルですわなぁ。しかし、この人の歌い方、ぜったい日本人にはまねできないよね。日本人は(声量の問題もあるだろうけれど)こんなコンプがかったような歌声は出せないのかなぁ、それともウケないのか・・・ますますブラックミュージックへの憧れが募っていく昼下がりです。