今日はこのジェフベックグループの通称オレンジアルバムからドン・ニックスのこの曲を。この曲はどうもジェフベック自身がかなり気に入っているようで、後のBB&Aのライブ盤でも聴くことができる。それにしてもとってもご機嫌なR&R。こういう雰囲気は大好きだなぁ。この頃のジェフベックはいかに「バンド」を楽しみ、グルーブを大切にしていたかがわかるよね。心底気持ちよくないとこんなテンションの高い演奏はなかなか出来ないもんね。また低音のビンビン言うようなギターサウンドもかっこいいし、3連のピアノもいい味出している。いつまでたっても大好きな一曲だ!!
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Going Down/Jeff Beck Group
Under The Weather/KT Tunstall
昨年末からイギリスで大きな話題を振りまいている彼女のアルバムから。実はデビューアルバムだそうです。
っで、この曲ですが、ミディアム・スローのアコギ曲なんですが、まずメロディラインがいい。吐息混じりに唄われると背筋がゾクゾクっとするってもんです。
曲も自分で書いているそうで、アコギを片手に唄う姿はどことなく英国のシェリルクロウって感じでしょうか?ただし、アルバム全体を通して聴くとKTの方が英国特有のミクスチャー感覚が強い。
Joss Stoneもそうだけど最近の英国女性陣はすごいのがいっぱいだなぁ。
Faded/Ben Harper
来日していましたね~。近くにくれば必ず見に行ったのに!!っと言うことで、今日はベン・ハーパーさんでございます。これももう10年くらい前のアルバムなんだね。この1曲目が今日の曲です。とってもかっこいいんだぁ、リフが。確か彼が始めて積極的にエレキを導入したことで話題になったと思うんだけど、一流のギタリストはエレキだろうがアコギだろうが自分流に消化してしまうんだなぁ。音楽面でもこの人のジャンルを問わない「何でもアリ」精神は好きだな。心底尊敬しております。
No Woman, No Cry /Bob Marley
私のとても大好きな1曲。まだガキンチョの頃にはじめて聴いて、それ以来とりつかれてしまいました。彼のレゲエってシンプルで歌心があるしとってもポップなんだよね。そこがみんなをひきつける最大の理由だと思う。この曲はそんななかでも最高にポップな1曲です。甘いコーラスワークと当時の先端テクノロジーの融合といったところでしょうか?レゲエとテクノロジーはホントに相性がいい。それはいまのレゲエにも受け継がれていますよね。やっぱりマーレイさんはすごかったんだなぁ。
Bitch/Meredith Brooks
このアルバムが発売されたのが発売されたのが97年ということなので、ちょうどグランジが下り坂に向かっていた頃だなぁ。実際、聴いているとアルバムの随所にそんな影響が見られるね。っで、今日のこの曲ですが、その当時シングルとしてもヒットした曲です。確かにメロディラインは素晴らしい。まさに耳にこびりつくといった感じ。お歳をめしている(この時30歳を超えていたはず・・・)だけあって落ち着いた感じも素敵です。彼女自身はその後あまり見かけませんが、この路線は着実にミシェル・ブランチなんかに引き継がれていますね。