このアルバム、本当に私のバイブルのようなもので、今後も何度か取り上げるとは思いますが、今回の曲は9曲目(LPならC面2曲目)で、中盤を盛り上げる曲を。とっても激しいギターバトルを展開するんだけれど、実はクラプトンひとりの自作自演なんだって(レスポールっぽい音も聞こえるんだけれどなぁ)。曲のテンポ、アレンジともにとてもかっこいいし、なによりもこのアルバムの音作り(モコモコした感じの音)によって厚みと勢いが増している感じがする。やっぱりドミノスははずせません。
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恋は悲しきもの/Derek and the Dominos
something cool/June Christy
癒しのジャズボーカルとはまさにこんな曲を指すのではないだろうか?訳あって昨夜は汗だくになり疲れきっていて、体が求めたのはこの曲だった(スポーツ飲料のフレーズみたいですみません)。でも、この曲を聴くと本当に落ち着く。残念ながらCDでしか所有していないけれど、ジュークボックスみたいな音で聴ければもっと癒される曲なのかもしれない。そう考えると半世紀前にこの曲をパブやバーのジュークボックスで聴いたアメリカ人が羨ましい・・・。
Houses of The Holy / Led Zeppelin
数あるツッペリンの中でもこの曲は私の「惚れ惚れ度」がかなり高い。なんといってもイントロのギターの音色から素敵。このフレーズでこんな音(フェイズかな?)を聞かされたらひとたまりもありません。さすがリフの天才、ペイジさん。そして、もうひとつ。中盤以降にコーラスが入ることです。ツッペリンファンには賛否両論かも知れませんが、私はポップスへの憧れみたいなものが垣間見えてとても好きです。簡単に「ハードロック」と言わせてくれないところがかっこいいんだなぁ、また。
black magic woman/SANTANA
夏になるとこの曲が恋しくなります。とっても好きなんです、初期のサンタナ。シンプルな演奏とリズムのうねり、過度に誇張しないギター、そのどのバランスも絶妙です。この曲も基本的にはパーカションとドラムが作り出すリズムにハモンドやギターで色付けしていくタイプですが、メロ楽器がリズム楽器に絡みつく瞬間なんかやっぱりかっこいい。こんな演奏が出来れば素敵だろうなぁ。
Want You Back/The Esso Trinidad Steel Band
夏が近くなり涼しげな音が欲しくなったらコレ。日本盤はジャケが違う気がしますが、スチールドラムの魅惑な音を聴かせてくれます。あれってかなり独特の音色だけれど、それでフリーソウルの曲ををやっているのがすごい。あのマイケルが歌っていたフリーソウルの定番もカリプソの名曲になっています。ちなみにバンド名の「esso」の部分はあの石油会社のドラム缶を使っていたからだとか・・・。