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PARIS/coba

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数年前、何かのテレビで見て以来、この人のことがすごく気になっていた。かなり忘れかけていたけれど、中古盤店でこのCDを見つけてすぐに買ってしまった。っで、この曲ですが、とっても古くって新しい!!なんといっても打ち込みのリズムにアコーディオンはもちろんアコースティック楽器、エレクトロ楽器が色々絡んでいくのがとてもおもしろい。終盤にはテルミンらしき音色まで聴こえるし。それでいて古典的なヨーロッパのメロディを繰り返している。私の中では一種衝撃的な音楽でした。このセンスをひとカケラでも分けてくれれば・・・。

sha la la la lee/the small faces

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大学生の頃、私の周りにはモッズたちが沢山いました(ちなみについ最近のことです)。大学に入るまでモッズに触れていなかった私にはとっても新鮮で、魅惑の世界でした。ブルースばかり聞いていた人間がモッズを始めて聴いたときの衝撃はかなりのものでした(笑)。沢山の曲を教えてもらい、その中でも一番すきなのがこの曲です。かれらのブラックへの憧れと勢いをそのまま録音したような凄みがありますよね。隠し味のオルガンもとっても素敵です。意外と芸が細かいのもスモールフェイセスの好きなところでした。

雨の日と月曜日は/Carpenters

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私の住んでいるところでは、今日も雨。憂鬱な気分にさせる陽気にはこの曲が恋しくなります。シンプルな曲なんだけれど、それ故に曲のよさがわかりますよね。中学生の終わりごろ、毎週日曜日の夜にはこの曲を聴いて月曜日を乗り切っていました。わたしの原風景のひとつのような曲かな。

so in love/Curtis Mayfield

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高校生のとき、ソウル好きのダチに貸してもらって以来、常に私の愛聴盤であるこのアルバム。シンプルで、シリアスで、一見地味なこの曲ですが最高にグルービーでまさにフリーソウルの鏡って感じです。ホーンセクションもリズム隊もオルガンもギターも一切の無駄を省いていて、そして一音一音センスが良くて、まさに完璧な出来です。他のカーティスのアルバムと比べると、収録されているこのアルバム自体が異質な感じがしますが、本当にオススメです。

sugar man/the smoke

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かなりアブナイこのグループを紹介します。きっとあまり知っている人もいないと思われるこのグループですが、この曲はサイケサウンド史上に残る名曲と思われます。とっても怪しげなボーカルの声質もさることながら、ギターのサイケさがとっても素敵です。こんな模範的なサイケ・ギター(こんな呼び方アリでしょうか?)はめったにお目にかかれません。街で見かけた方は購入することをオススメします。